柳井社長や孫さんを叩く方へ
こんにちは。ユウです。
コロナウイルスの影響で、年明けから日経平均は大きく株価を下げましたが、最近になって、ダウ平均は連日大きく回復してきています。
そんな中、アマゾン社の創業者兼筆頭株主のジェフベゾス氏が資産を大きく増やしたとニュースになっていました。
日本でも、毎年長者番付に挙がってくるソフトバンクグループの孫社長やファーストリテイリングの柳生社長が、〜億円資産を増やした!!ということがニュースになることがあります。
そういう時に決まってニュースコメントに出てくるのが、
「一人でこんなに持ってどうするんだ、社員に還元しろ。」「消費者から搾取しているからこんなに儲かってるんだ!」
というコメントです。
実は、これは根本的に間違っています。
なぜかというと、柳生社長のような創業者兼筆頭株主というのは、資産の過半を株式で持っており、ニュースで「〜円資産が増加した。」と言っても、銀行預金が増えたわけではないからです。それは、株価の上昇が原因であって、それは、個人の裁量で決められるものではありません。
つまり、会社の業績が上がるなどして、株価(周りからの評価)が上がったことが原因で資産が増えたのです。
逆にいうと、もし次の年までに大きなネガティブな出来事があれば、株価が下がり大きく資産が減る可能性があるのです。
そして、企業の業績が上がっているということは、基本的に税金もその分多く払っているから国にも貢献しているし、恐らく従業員もボーナスが上がるなどして良い影響を受けていると思います。
そう考えると、叩くということは少し見当外れなのかなあと思います。
2020.5.6