助成金はどこからやってくる?

コロナウイルス 助成金の10万円給付が5月に入り、始まりましたね。

地方の小さな自治体とかでは、すでに申請が始まっているみたいですが、私の住んでいる川崎とか大きな都市はしばらく時間がかかるみたいです。

それにしても、毎年のように日本の借金の大きさが話題になっている状況で、どこから助成金の財源を引っ張り出してくるのか気になったので調べてみました。

まず、必要となる金額が、単純計算で

1億2000万人(日本の人口) ✖️ 100,000円 =  12兆円

になります。

それは全額

赤字国債

で賄われます。(日経新聞より)

え、これまさに毎年増えてるって問題になってるやつやんって思ったのでさらに調べてみると、

赤字国債とは.....

「財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律」)によって国債を発行することがあります。通常、これらの国債は「特例国債」と呼ばれますが、その性質から「赤字国債」と呼ばれることもあります。 
特例国債は、建設国債と同様に国会の議決を経た金額の範囲内で発行できることとされ、一般会計予算総則にその発行限度額が計上されています。 
また、その参考として、国会での審議の際には建設国債と同様に、償還計画表を提出することになっています。 (財務省HPより抜粋)

要するに、突発的な事象でお金が必要になった時に国が借金をするために発行されるもののようです。

これがいわゆる「国の借金」とされているものです。

借金をするということは、当然貸し手がいます。それが「国債の買い手」です。

内訳を見てみると、

3月 | 2019 | 青山まさゆきの今を考える

日銀と市中銀行が大半となってます。つまり、国にお金を貸すために、日銀がお金を刷りまくって国債を買っているのです。

同じように国の債務が膨らみまくって破綻した例としてギリシャが挙げられますが、決定的に違う点があります。

それは、ギリシャの場合はお金の貸し手の80%が海外の投資家だった点です。

それに対して、日本の場合はほとんどが国内の機関投資家であるため、国内で完結していることです。そう考えると、国内でお金がグルグル回っているだけなので、そんなに大きな問題ではない気もしてきます。

同じ理屈で、MMT理論というものがありますが、それはまた別の機会に話したいと思います。

ところで、給付金の申請期間は、申請開始から3ヶ月という期限があるみたいなので忘れないようにしましょう!