2020.4.15(水)

昨日の話の続きです。(真面目な感じが続きます笑)

「ピンチはチャンス」という言葉があります。

これは投資の世界でも全く同じことが言えます。

2008年、あの有名なリーマンショックが起きました。

日経平均株価は、7000円近くまで下落し、中小企業はもちろん、大企業も深刻なダメージを受けました。信用収縮という事態が起こり、中小企業もバタバタと倒産していきました。

しかし、最悪の事態はずっとは続きません。

2年後の2010年、日経平均は10000円を超えるまで回復しました。

そして、2015年には、21000円近くまで上昇し、リーマンショック時と比較して、実に3倍まで株価を上げたのです。

もちろん、これは平均の株価なので、個別の企業によっては、倒産して株が紙くずになってしまった会社もあると思いますが、存続した企業であれば、どの会社の株を持ってても利益が出たことでしょう。

今回のコロナ騒動も、確かに実体経済に深刻な影響を与えていて、潰れる会社も出てくると思います。この点においては、リーマンショックと似ています。

しかし、長い目で見た時に、結果的に買い時だったということもあるのです。

また、投資は、第一には利益を得ることが目的ですが、その企業を応援する、ひいては社会を助けることにも繋がるのです。

個人で投資をするときの最大のメリットは、時間を味方に付けられる点です。

この会社の製品が好きだからとか、経営者に魅力があるからとか、理由はなんでも良いと思います。

メディアも世の中も悲観的になっている今、周りを見渡せば大きなチャンスが転がっているかも知れません。