地銀の現状 

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こんばんは、ユウです。最近忙しくて、ずっと更新できてなかったです。

今日は地銀についた語りたいとも思います。

結論から申し上げると、なかなか大変な業界です。

皆さんも普段見るニュースや新聞、雑誌でご覧になっているかと思いますが、マイナス金利政策の影響で、それまでのビジネスモデルが一変しました。

それまでの銀行というのは、いろんな個人のお客さん(それこそタンス預金をしているようなおじいちゃん、おばあちゃんのような人)からたくさん預金を集めていました。じゃあなぜ、そんなに預金を集めていたのかというと、集めたお金はその後国債の購入等を通じて中央銀行に預けれます。

国債は、国が発行する債券であり、一定期間預けると利息がもらえます。なので、預ける金額が大きければそれだけ利ざやを稼げたのです。

しかし、

政府が導入したマイナス金利政策はビジネスモデルを一変させました。

それまで付いていた利息が0になったのです。預けていても全く変わらないのであれば誰も預けませんよね?

そこで、それまで証券会社の事業領域だった、個人向け資産運用の分野に手を広げます。これは、それまで預金として眠っていた資金を資産運用に向けてもらうことによってその手数料で利ざやを稼ごうというものです。当然、顧客側にとっては、預金では取られない手数料がかかるわけですから、ハードルは高くなります。

しかも、現役で働いている人は平日の日中には家にいません笑 当然、銀行側が提案する相手には、時間があるオーナー社長や、会社を退職して家でゆっくりしている方が対象になってきます。

資産運用に関して、それまで自身で株式投資をしてきた方など金融リテラシーが高い方は、恐らく銀行が提供している金融商品には手を出しません笑 まず相手にされないです。

なぜなら、今や金融商品スマホで数タップすれば買えるからです。わざわざ、名前書いて住所書いて印鑑押してみたいな面倒臭い手続きをしなくても秒で売り買いできます。(しかも手数料も圧倒的に安い!!)

去年話題になったかんぽ生命の問題も、いまの金融業界の現状を示唆しています。

要するに、金融リテラシーの低い(商品に関する知識が乏しい)方に対して、なんとなーく良さそうな部分を強調して契約しちゃったという問題だったのです。。